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「守る」肌の機能はターンオーバーと〇〇

スキンケアアドバイザーのゆいです。

最近改めて新しいスキンケアを試しています。

今まで、自分も肌が強い方ではなく、ニキビ肌も経験し、手湿疹に悩み、お顔の皮膚炎にもなり・・・
いろんなことを学んだり、情報を集めて、検討してきました。

脱ステロイド・脱保湿の情報もとても参考にしています。(アトピー性皮膚炎で悩んでいる方にとても役に立つと思います)

目次

どうして肌トラブルが起きるのか

どうして肌にトラブルが起きるのかなぁ??

皮膚炎になったことがある人にとって、それはいつも疑問に思っていることかもしれません。

肌は最前線で私たちの体を外の世界から守ってくれています。外の世界には、私たちの体にとって害となるもの、例えば化学物質だったり、物理的な刺激だったり、微生物やウイルスなどの生物的なものがたくさんいます。

肌は、それらから私たちを守るため、それらと闘い、打ち勝つため、いろんな機能を備えています。

肌の「守る」仕組み①ターンオーバー

ターンオーバーはその機能のひとつです。新しくてしっかりと役割を果たすことができる細胞を常に肌の内側(基底層)から肌細胞を生み出して、肌の外側に送り出しています。

もし、肌に何かあったとき、肌に傷ができたり炎症が起こったときには、このターンオーバーが早くなって傷ついた肌の修復をしてくれます。

その働きが、カサブタや皮剥け、ガサガサとして現れます。

肌の「守る」仕組み②・・・何だと思いますか??

肌は内から外へと細胞を生み出すことで、私たちの体を守ってくれている、それがターンオーバーでした。

他にも、肌には守る仕組みがあります。

何でしょうか??何だと思いますか?

私たちの肌はどうやって、肌自身を身体を守ってくれているのでしょうか?

それは・・・

皮脂分泌です。

毛穴から分泌される皮脂。この皮脂こそが私たちを守ってくれる働きのひとつ。

わかっている!知っているよ!と思った方もいらっしゃるかもしれません。ですが、改めて、皮脂が身体を守っているという役目を果たしていることをもう一度考えたいなと、思っている最近の私です。

皮脂は、毛穴にある皮脂腺(脂腺)というところで作られて、毛穴から分泌されています。

参考:入門人体解剖学 藤田恒夫 著、1972年 株式会社南江堂

肌が健康的でいるためには、肌の水分量と油分量のバランスが大切です。

その「油分」にあたるのが皮脂ですね。

皮脂がどれくらい分泌されているか、分泌されやすいか、分泌されにくいか、これには個人差があり、その個人差をあらわしたものが「肌質」という概念になります。

私は、皮脂分泌があるタイプです。いつもテカテカとしていて、恥ずかしいと思っていました笑

現在37歳になりましたが、20代の時と比べて皮脂分泌量は減っていると感じています。スキンケアを改めたから、というのもあると思いますが、肌が過剰に皮脂を分泌しなくなった、つまり年齢的な変化も関係していると思います。

必要を感じたら、皮脂分泌が起こるのが、私の肌。「皮脂を分泌できるお肌」と言いますか。

どんなときに皮脂分泌が起こるのかというと、

①クレンジングをしたあと
②緊張したり集中したとき

クレンジングだけではなく、フォーム洗顔もそうですが、やはりしっかりと汚れを落とす洗顔は、同時に皮脂を取っていくため、肌は一時的に皮脂という防衛機能を失います。その皮脂を補おうと、皮脂が分泌されます。

緊張や集中は、体の自律神経が関連していて、交感神経が優位になり戦闘モード状態のため、皮脂腺が刺激されて皮脂を分泌します。これも、身体に備わった「守る」機能のあらわれですね。

皮脂分泌は、肌にしてみれば、何かしらの刺激から身体を守るために行なっていることなのだろうなぁと思うわけです。

皮膚炎の時には、邪魔者扱い?される皮脂

今までというか、私の経験と言いますか・・・

皮脂分泌が少ない乾燥肌さんって、美肌な方が多いし、毛穴も小さくて、女性らしいお肌を持っているのに対し、皮脂分泌が多めなお肌、脂性肌さんやインナードライ肌の方は、毛穴が開いていたり、毛穴が詰まりやすかったりする印象がありました。(私は後者)

なので、「皮脂分泌ってあまり嬉しいものではない」と感じていたのです。

皮膚炎のお肌にとって、皮脂がわずかにある状態でも皮脂が刺激となって更なる炎症が引き起こされるため、ある程度は皮脂をオフする洗顔をすることを推奨しています。(それでも頻度は注意します)

皮脂があるのか、ないのかにすごく注意して、ケアを考えています。
皮脂があるなら、多いなら、洗わなきゃいけない!と・・・。

皮膚炎の時には、皮脂の取り扱いがすごく繊細なのです。

皮膚炎からすこやかな肌になってきたら、皮脂の概念を変えるタイミングかも知れません

しかし、皮脂の概念を変えるタイミングが必要なのかも知れない!と最近の私は考えています。

皮膚炎のときには、わずかな皮脂が肌を守るどころか逆に炎症を起こしてしまう可能性がありました。それほど、肌が弱っているのです。いろんなパターンがあります。分泌された皮脂を洗って落としてあげるだけでも赤みが引いたり、肌が楽になることはあるのです。(皮脂が多いお肌の場合)

肌が健康を取り戻し始めてくると、刺激に対しても適応する力が出てきます。通常の正常な適応力が蘇ってくる感じです。

そのフェーズでは、ある程度の皮脂に対して荒れることはあまりないかと思います。

皮脂が”本来果たすべき役割”を果たせる環境が整っている、と言えるかも知れません。

そうなってきたら、闇雲に皮脂に敏感になる必要はないのかも知れず、皮脂との向き合い方を変えなくてはいけないような気がしています。

皮脂をなくそうとせず、皮脂を守る、尊重するようなケアです。

皮脂を守るケアをしてみて感じていること

皮脂を放置せずに、取らなきゃ!!という視点でケアしていた私が、現在試している、「皮脂を守るスキンケア」

試してみて1ヶ月が経ちましたが、商品がすごいのか、自分の肌がすごいのか、とても感触が良くて驚いています。

私のお客様が悩んでいた「あれ」も「これ」も、この考え方によって、このスキンケア概念によって、救われるのではないだろうか?解決してしまうのではないか?

そんな風に思っています。

皮脂は最低限でいいんだ!という主張から、皮脂は守り補うといいよ♡に変わりそうです。

そして、そもそも私たちの肌がトラブルになってしまうスキンケアの最大の原因は、やはり「皮脂の取りすぎ」だよね・・・と感じています。

当たり前のように、赤ちゃんの頃から石鹸を使って身体を洗い、少女になったら洗顔フォームを使って毎日顔を洗い、化粧水やクリームを塗ってきました。まるで、おしゃれを覚える感覚で、肌をケアすることを覚えていきました。

その結果肌が繊細な人は、皮膚炎になってしまったり、大きな肌トラブルを抱えてしまう。

本当に肌にとっていいことって何なのか??

肌トラブルを抱えた私たちこそ、それをしっかりと考えて、知って、自分の肌の味方になってスキンケアをできるようになりたいですね。

Thank You for reading・・・

スキンケアについて学び直している中、今感じていることを伝えたくて、記事を書きました。

全ての結論が出たわけではなく、こうかも知れない?ああかも知れない?!といった感じで、揺らいでいます笑

伝えていることが、これから変わっていくかも知れませんが、繊細な肌の方にとって何かの助けになると思うので、ありのまま書かせていただきました。

読んでくれてありがとうございます。

いたみゆい

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この記事を書いた人

〈スキンケアアドバイザー〉
子供の頃から手荒れや手湿疹になりやすく、思春期ニキビから過剰なスキンケアをし不安定な敏感肌に。
2019年重度な手湿疹を発症、2020年顔の皮膚炎を発症。
薬に頼らずに、ホームケアだけで皮膚炎を卒業。
長年悩んでいた肌トラブルが、間違ったスキンケアや肌知識が原因であったことを体感し、肌のもつ力でトラブルを解決できるということに感動。
2020年10月スキンケアアドバイザーとして活動開始。
これまで約90名の皮膚炎の方のスキンケアアドバイスを行う。

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