こんにちは!
ゆいです♡
「隣の芝は青く見える」とはよく言ったもので、あの人、この人の肌が羨ましくなったり、「私の肌と何が違うんだろう?」と疑問に思うこと、ありませんか?
今日は、お客様からいただいたご質問にお応えします。
主人は、かなり肌をしっかり洗っているし、刺激も与えています。
それでもカサカサ乾燥することなく、皮脂が出て潤っているし、敏感な感じもしません。
私は、いつまでもカサカサと乾燥を感じるのに、何が違うのでしょうか?
肌の男女差
男性と女性では、肌質が異なっている場合が多くあります。
それは、なぜだと思いますか??
男性と女性で肌質が違う、肌の特徴が違ってくるのは、いろんな要因があります。
ホルモンバランスの違い
まず、最初に関係してくるのは、「ホルモン」です。
私たち人間は、男女でホルモンの分泌が異なっていて、男女で異なるホルモンの代表的なものが性ホルモンです。
女性ホルモンと男性ホルモンの役割の違いを簡単に記すと・・・
女性ホルモン(※ここでは、エストロジェンに限定) | 男性ホルモン(テストステロン) |
・妊娠の準備(子宮内膜の増殖など) ・キレイな女性を作るイメージ ・肌に潤いをもたらす ・肌の水分量が上がる | ・性行動を促進 ・ストレスに対する抵抗力を上げる ・力強い男性を作るイメージ ・皮脂分泌量が上がる |
イメージできましたか??
女性は、男性より女性ホルモンの分泌量が多い。
男性は、女性より男性ホルモンの分泌量が多い。
なので、女性に比べて、男性の方が皮脂分泌量が多い傾向があります。
毛穴の数も男性の方が多いと言われます。
男性はメイクも日焼け止めもしないのに、女性より肌がプルプルしていたり、シミが少ない!!なんてこともありますよね・・・w
「皮脂分泌量が多い」ということは、それだけ肌を守る力も強いので、女性よりもあらゆる刺激に強いのかもしれません。
スキンケアの違い
次に、スキンケアの違いです。
今は、スキンケアを丁寧にする男性が増えているようですが・・・。
多くの男性は、女性よりもスキンケアに対して無頓着です。
CHURA HADAのお客さまは、男性もいらっしゃいますが、「クレンジングしてください」と伝えると「クレンジングってどうやるんですか??」と聞かれることが多いです。
そうですよね!メイクしないですもの・・・!
女性は、成人するとマナーとして誰もが「メイク」をするようになります。
そして、そのメイクを落とさなければならないということで、毎日クレンジングの刺激をお肌に与えることになります。
〈メイク→クレンジング〉がルーティンになると、お肌の皮脂がかなり取り除かれるため、どんどん乾燥してしまうので、保湿もしっかりしないと、肌の潤いが保てません。
結果、乾燥肌や、インナードライ肌になり、人によっては刺激に対して敏感な肌になってしまいます。
元々、男性より肌が薄く、皮脂分泌量も少ない、繊細な女性の肌・・・。
さらに、メイクや洗顔、保湿剤の接触が続き、バランスが保てていれば何も問題は起きませんが、肌のバリア機能のバランスが崩れてしまうと、敏感肌や皮膚炎といった肌トラブルを起こしてしまうこともあります。
男性なので肌が強い、のか?
とはいっても、「男性だから肌が強い」のかというと、そうとも言い切れません。
同じ男性でも、生まれ持った肌質というものがあり、乾燥肌タイプの方もいらっしゃいます。
思春期ニキビ時代(一時的に皮脂量がぐんと上がるためニキビができやすい時期)と同じ洗顔ルーティンを大人になっても続けた結果、とても敏感なインナードライ肌になってしまうことがよくあります。
男性だからと言って、過剰な洗顔は避けたいところです。
毎日ガシガシと洗顔したとしても荒れないお肌の持ち主は、かなりの脂性肌なのかもしれません。(実際にお顔全体が脂性肌な方は少ないのでは?と思っていますが・・・)
敏感に傾きそうなケアをしていても、皮脂が肌を守るためダメージが少なくて済むのかもしれないですね。
乾燥肌の女性は、いつまでも自力で潤わないのか?
私はよく、「洗顔しない、保湿しないをしている間に、炎症のある肌は良くなっていくし、肌が自力で潤う力も育っていきますよ」とお伝えしています。
もしかすると、その言葉を信じて、がんばってずっと無洗顔・無保湿の肌断食やそれに近いシンプルなケアを続けているのに、「一向に自分の肌が自力で潤えるようになった感じがしない!!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このような疑問を抱いた場合に、チェックしたいことが3点あります。
潤わないのかどうか?チェック①炎症があるのかどうか
もし、なかなかしっとりと潤わない!!という感覚があるなら、その肌に炎症があるのかどうかをチェックしてください。
炎症がある場合は、ターンオーバーが早まって表面にカサカサとした細胞が出てきます。
なので、本来のしっとり感よりも、傷口や瘡蓋のガサガサとした乾燥感を感じやすいはずです。
炎症があるなら、無洗顔・無保湿の肌断食など、刺激の少ないケアをして、1日も早く炎症を終わらせましょう。
潤わないのかどうか?チェック②古い角質が乾燥を感じさせているかも
もし、炎症していない肌で、無洗顔・無保湿を続けていても潤っていかない場合は、一度洗顔を入れて、表面のガサガサをキレイにしてみましょう。
古い角質が表面に溜まっていると、肌によっては、粉がのっているような感じでパサパサとしてきます。
古い角質をオフするだけでも、その内側にあったしっとりとした肌が表面に現れ、潤いを感じやすくなりますよ。
潤わないのかどうか?チェック③自力での潤いに限界がある
炎症していない肌で、表面のガサガサもオフするなど無くしても、乾燥を感じるお肌は、自力での潤いに限界があるのかもしれません。
つまり、保湿してあげることが必要です。
自力でも潤いを保てるお肌もあれば、そうではないお肌もあります。
自力での潤いに限界があることがわかったら、お肌にあった保湿をテストしてあげてくださいね。
男女差よりも、個人差の方が重要
いかがでしたか?
お肌の男女差を知ると、何が肌に影響しているのか?
何をすると肌が敏感になるのか?
イメージしやすかったのではないでしょうか??
実は、男女差も重要ですが、もっと大事なのは個人差です。
お肌には、個人差があります。男性か女性かはその傾向を示してくれているようなもの。
あなたの肌にはあなたの肌に合った洗顔頻度や保湿があります。
お肌の個性を知ってあげると、より良い肌状態を維持できるようになりますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。