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皮膚炎になった肌を立て直す、3つのステージ!

肌がマイナスになったら、立て直すために何をしたらいいのか?
きっと、学校でも教えてもらえないし、多くの人がそれを知らなくて、ちょっとした肌トラブルで悩んでしまっていると思います。

この記事では、皮膚炎になった肌を立て直す、3つのステージについてご紹介します。

目次

肌は、とても優秀な臓器

肌は、とても優秀な臓器です。

いつも外側の刺激から、私たちの身体を最前線で守ってくれています。そのために、いろんな機能が備わっています。だから、そう簡単には大きなダメージになることはありません。

転んで怪我をしても、ジクジクと滲出液という汁が出てきたり、血が出たりして、傷口の修復を急ぎます。カサブタになり、数日したら健康な肌に戻っていますよね。

日焼けをして、ヒリヒリすることがあっても、皮剥けが起こって、これも気がつけば元の健康な肌に戻っています。

このように肌は、優秀。刺激を受けても、常に対応して回復に努めている臓器です。

皮膚炎になった肌というのは・・・

皮膚炎になった肌、というのは、ちょっとした怪我や日焼けの限度を超えて大きく傷がついてしまい、修復するのにすごく大きなエネルギーが必要な状態、ということができると思います。

赤みが出て、ブツブツとして・・・。

見た目にもお辛いかもしれません。感覚的にもヒリヒリしたり、火照ったり、痒みが強かったり・・・。

肌は優秀な臓器であることは変わらなくて、皮膚炎になったお肌も、優秀さは変わりません。

皮膚炎になったら、いつもよりも刺激に弱くなります。
健康な肌を取り戻すために、傷ついた細胞を外へ出すことに一生懸命なんですよね。

だから、しばらくは未熟で刺激にも弱い細胞が肌表面を覆っている状態になります。

未熟で刺激に弱い状態の肌に必要なケアとは?

未熟で刺激に弱い肌には、どんなスキンケアをすると良いでしょうか?

それは、刺激を与えないケアということになります。

「刺激を与えない」とは、「すごく優しく泡洗顔する」とか「肌にやさしい化粧品を使う」という意味ではありません。

洗顔することも、化粧品が触れることも、水が触れることも、何気ないことが刺激になります。

未熟で刺激に弱い状態の肌に必要なケアとは、肌に対する刺激を無くしたケアです。

肌に対する刺激を無くしたケアとは、無洗顔・無保湿(肌断食)をすること、となります。

皮膚炎から健康な肌になるための3つのステージ

私が、皮膚炎の方のスキンケアをアドバイスしている中で、スキンケアの考え方を切り替えるタイミングがあります。

それを3つのステージとして分けてみましたのでご紹介します。

皮膚炎からすこやか肌になるためのスキンケア全体像

3つのステージは、このようになっています。
ステージ1が土台となり、この土台が出来上がって、ステージ2へ。
ステージ2が整って、ステージ3へ行きます。

Stage1. 内側の肌作り

ステージ1は、皮膚炎になって間もない肌、バリア機能が万全ではない状態の肌が対象です。
肌の内側、ダメージを受けた角質層がターンオーバーを早めて回復に努めています。その内側を整えること、内側の健康を取り戻すことが大切です。

対象となる肌・皮膚炎になったばかり
・バリア機能が万全ではない
・赤みや湿疹などの炎症の症状がある
・ターンオーバーが早く、カサブタや皮剥けが目立つ
目指すゴール・バリア機能の回復
・炎症を終わらせる
基本となるスキンケア無洗顔・無保湿(肌断食)〜ベースケア(すこやかな肌を保つための土台となるケア)
  &
カサブタケア
Stage1. 内側の肌作り

Stage2. 外側の肌作り

ステージ1で、肌の炎症が落ち着き、肌の土台が整ってきたらステージ2へ移行します。
ステージ2は、内側が整った肌の外側を整えてあげるイメージです。薄くガサガサした肌表面をしっとり、滑らかにしていきます。

ステージ1ではガサガサとした状態で、肌の回復を待ちますが、バリア機能が回復してきたら、そのガサガサは溜めないようにしていきます。

対象となる肌・大きな炎症はない
・洗顔や保湿しても大きく荒れることはない
目指すゴール・肌表面をしっとり、なめらかに整える
基本となるスキンケアベースケア(すこやかな肌を保つための土台となるケア)+α
Stage2. 外側の肌作り

「+α」とは、洗顔や保湿をすることをさします。

このステージ2でよくある肌の状態が、
・肌表面がガサガサとしている
・皮脂つまりがある
の2点です。

これらは、洗顔や保湿を調整することで良くなっていきますので、そのちょうど良い頻度や強度を見つけてケアしてあげます。

Stage3. さらなる美肌作り

ステージ3では、本格的な美容ケアに入っていきます。
ステージ2までで、基本的な肌の健康状態が整っていて、そこへさらになりたい肌を目指してケアを足し算していきます。

対象となる肌・炎症がない
・肌表面がしっとりなめらかになっている
目指すゴール・なりたい肌を目指す
基本となるスキンケアベースケア(すこやかな肌を保つための土台となるケア)+α+β
Stage3. さらなる美肌作り

「+β」とは、美容的な効果を求めた美容液を使用したり、美容的なケアを加えることをさします。

まとめ

今回は、皮膚炎からすこやかな美肌になるためのスキンケア、その全体像についてご紹介しました。

少し難しかったかな〜と思いますが、このような感じで「肌の状態を観察しながら、スキンケアに対する考え方が変わっていくんだなぁ」とイメージしていただけたら嬉しいです。

CHURA HADAでお伝えしているスキンケアについて、詳しく解説しているレッスンがありますので、学びながら皮膚炎からすこやかな美肌を目指したい!という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

〈スキンケアアドバイザー〉
子供の頃から手荒れや手湿疹になりやすく、思春期ニキビから過剰なスキンケアをし不安定な敏感肌に。
2019年重度な手湿疹を発症、2020年顔の皮膚炎を発症。
薬に頼らずに、ホームケアだけで皮膚炎を卒業。
長年悩んでいた肌トラブルが、間違ったスキンケアや肌知識が原因であったことを体感し、肌のもつ力でトラブルを解決できるということに感動。
2020年10月スキンケアアドバイザーとして活動開始。
これまで約90名の皮膚炎の方のスキンケアアドバイスを行う。

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