皮膚炎や大きなトラブルのあるお肌を健やかな状態にするために、
3日〜1週間の無洗顔・無保湿(肌断食)をしてみることをいつもお伝えしています。
公式LINEへ
このような質問をいただきました!

1週間肌断食をしましたが、途中で朝、夜に水洗顔をしてしまうと、それは肌断食にならないから、もう一度やり直したほうが良いですか?

ということで、
「肌断食は、1週間完璧にやり通すべきなのかどうか?!」
について、お伝えしていきます。
肌断食する3つの目的を思い出そう
肌断食するのは、以下の3つの目的があるからです。
順番に見ていきましょう♪


目的①大きな炎症を小さくする
強い炎症がある、炎症しているか定かではないけれど、すごく赤みが強い、瘡蓋ができる・・・など、健康な肌ではない症状がある。
そんな状態から抜け出すためには、肌に対する刺激を一切やめてみる、ということが大切です。
洗っても保湿しても、何ともない場合もあると思いますし、水に触れただけでも腫れ上がってしまう方もいらっしゃいます。
まずは、この「肌に刺激を与えない」ということをやってみることで、その炎症状態を少しでもトーンダウンさせることが、肌断食をする1番の目的になります。





お悩みだった炎症や肌トラブルは、肌断食をしたことによってどうなりましたか?
少しでもレベル下がっていたらOK!
あまり変化がわからない・・・という場合は、次の目的にフォーカスを移しましょう♪
目的②本来の肌質を知る
次の目的が、肌質を知ることです。
あなたのお肌は本当に皮脂が多いのか?本当にひどく乾燥する乾燥肌なのか??
洗う、保湿する、をやめてみることで明らかになっていきます。





肌質を知るって、結構難しいことなのですが。
それでも、普段のケアをやめるだけで、たくさんのヒントが得られますよ♪
お顔のパーツごとにチェックしてみてください。
目的③スキンケアの影響を知る
目的③は、スキンケアの影響を知る、です。
これは、洗う・保湿するという普段行なっている何気ないケアが、トラブルの原因になっているかもしれないし、逆にトラブルを防いでくれているかもしれない。
それを明らかにしてあげます。



私の場合は、ニキビがすぐに枯れていったことに驚きましたよ!
(完全な肌断食中ではなく、水洗顔は入れていた時ですが)
ニキビ=洗顔と思っていたのですが、私の肌には、かえってニキビを悪化させる要因にもなっていたことがわかりました・・・!



わたしは、小鼻の黒ずみがキレイになってびっくりしました!
※お肌の変化やその感じ方には、個人差があります
肌断食することより、大切なこと


お肌を健やかな状態へ導いてあげることが、繊細肌さんが一番目指すゴール。
肌断食は、そのゴールへ向かうための一つのツールです。
メイン(主役)となるスキンケアではありません。
まず肌断食してみて、そこでどのように肌が変化するのか?を観察することが大切です。
つまり、肌断食を完璧に行うよりも大切なこと・・・
それは「肌の変化を観察すること」です!
肌断食中に水洗顔をした相談者さんにチェックしていただきたいこと
ということで、以下をチェックしてみてください!
①炎症はどうなったか?
②皮脂量や乾燥具合の変化はどうだったか?
③その他に、肌断食をしてみて感じた変化は?
相談者さんは、途中で水洗顔をしたとのことでしたが、
・水洗顔をしても大丈夫なくらいの炎症である、か
・水洗顔したくなる肌症状があった、か
・水洗顔しなければいけない理由があった、か
という感じで、水洗顔をするに至った理由があると思います。
それが何か?もヒントになります。
皮脂が多いのか?痒みがあったのか?
水洗顔したら、肌はどうなったのか?
すごく炎症が強いとか、乾燥が強い肌なら、水洗顔しただけでもマイナスに傾いたかもしれません。
炎症がそこまで強くなく、ある程度皮脂があって、無洗顔を数日続けると炎症してしまうお肌なのであれば、途中の水洗顔はお肌をプラスに導いた可能性もあります。
7日間の肌断食を完走するより、肌の変化を見逃さないことの方が大事♡
もちろん、7日間無洗顔・無保湿の肌断食をすることで、お肌のことがよく解析できるデータが揃う、というのは事実です。
途中の水洗顔が、もしかすると炎症を抑えてしまって、枯れていくものも枯れていかずに肌の表面に出てこずに止まってしまったかも?なんて想像することもできます。
でも!お肌が炎症している、「健康な状態ではない」のであれば、ターンオーバーが早まって、動いているはずです。
完璧な肌断食ができなくても、スキンケアをシンプルにするだけでも炎症した肌は解決へ向けて動いてくれます。
完璧な肌断食をすることよりも、たった数日でも無洗顔無保湿にしたことで、肌がどう変化したのか?をぜひ観察して、次のスキンケアにつなげてくださいね!
「観察」→「分析」→「ケアを組み立てる」というステップが、これまた複雑なのですが、こちらのブログでもできるだけ詳しく解説していきますので、ぜひ、チェックしてくださいね♪